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ブロワーの交換は、浄化槽を正常に動かすために欠かせない作業です。とはいえ、初めて交換する方は費用や手順、選び方に不安を感じるのではないでしょうか。
この記事では、ブロワー交換の費用相場や交換時期、業者に依頼するメリット・デメリットを解説します。交換するかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
ブロワーを交換すべき2つのタイミング

ブロワー交換を検討すべきタイミングは、次の2つです。
- 寿命や不調のサインが出ている
- 消耗部品の劣化で性能が落ちている
寿命や不調のサインが出ている
交換を考えたい主なサインは3つあります。
- ブロワーが完全に停止している
- ブロワーから異音がする
- ブロワーの風量が低下している
ブロワーの平均寿命は約5〜10年です。使用環境により変わるため、この期間を目安に交換を検討しましょう。
消耗部品の劣化で性能が落ちている
ブロワーには定期的なメンテナンスが必要です。フィルターやダイヤフラム、ピストンなどの消耗部品は長く使うと傷み、性能が落ちます。
部品を替えても性能が戻らないときは、本体の交換を考えましょう。定期的に点検すれば、ブロワー本来の性能を保てます。
ブロワーの交換費用

ブロワーの交換費用について、以下の2点を解説します。
- ブロワー交換費用の相場
- 追加費用が発生するケース
ブロワー交換費用の相場
交換費用は、ブロワーの風量によって変わります。業者に交換を依頼する場合、1口タイプは約2万円、2口タイプは約5万円が相場です。
追加費用が発生するケース
設置場所の変更や配管のやり直しが必要な場合は、追加費用がかかります。
ブロワー交換の流れ(2段階)

ブロワー交換は、次の2段階で進めます。
- 予備のブロワーを準備する
- 手順に沿ってブロワーを交換する
予備のブロワーを準備する
ブロワーが故障すると、浄化槽内の微生物が酸欠で死んでしまい、ニオイが発生します。水もきれいにならなくなるため、早めに対応しましょう。
管理業者に依頼して、予備のブロワーを取り付けてもらいましょう。
新しいブロワーを注文するときは、予備のブロワーの取り付けまで管理業者に頼むと安心です。
手順に沿ってブロワーを交換する
ブロワーの交換手順は、次の6ステップです。
- ブロワーの電源を切る
- 配管に固定されているゴムバンドを取り外す
- 古いブロワーを取り外す
- 浄化槽の型式に合った方向にブロワーを設置する
- ゴムバンドで新しいブロワーを固定する
- 電源を接続し、ブロワーが正常に作動するか確認する
以上で交換作業は完了です。不安がある場合は、管理業者に依頼しましょう。
ブロワーを自分で交換するメリット・デメリット

ブロワーを自分で交換する場合のメリットとデメリットは、次のとおりです。
- メリット:安く交換できる
- デメリット:購入や取り付けに失敗する可能性がある
メリット:安く交換できる
自分で交換すれば、業者に依頼する費用を節約できます。手間や時間をかけてでも、コストを抑えたい方に向いています。
デメリット:購入や取り付けに失敗する可能性がある
自分で交換すると設置ミスをしたり、浄化槽に合わないブロワーを選んだりするおそれがあります。
浄化槽に合わないブロワーを取り付けると、汚水をきれいにする力が下がります。機種選びは慎重に行いましょう。
お客様が自分で交換して、接続口の向きや風量が合わなかったケースをよく見かけます。
自分で交換すると手間や時間がかかるうえ、管理業者の保証も受けられません。取り付けるときは、メーカーや販売店の指示に従いましょう。
ブロワー交換を業者へ依頼するメリット・デメリット

ブロワー交換を業者に依頼する場合のメリットとデメリットは次の2つです。
- メリット:安心して交換を任せられる
- デメリット:費用が高くなる
メリット:安心して交換を任せられる
管理業者は専門知識があり部品の在庫もあるため、故障したブロワーをすぐに交換できます。
作業保証やアフターサービスがあり、不具合が起きても対応してもらえるので安心です。
取り付けにかかる時間も短くなり、忙しい方にも向いています。
デメリット:費用が高くなる
業者に依頼すると、ブロワー本体代に設置費用が加わります。そのぶん総額は高くなります。
現場調査・仕入れ・取り付け・撤去作業・人件費がかかるため、費用が増えるのは仕方のないことです。
ブロワーを長持ちさせるコツ

ブロワーは24時間休まず動いているため、定期的なメンテナンスが必要です。消耗部品を早めに交換すると、ブロワー全体の寿命を延ばせます。
フィルターが目詰まりすると本体に負担がかかり、故障の原因になります。定期的に取り外して掃除し、きれいな状態を保ちましょう。
ブロワー交換に関するよくある質問

ブロワーの交換について、よくある質問を紹介します。
- ブロワー交換の頻度は?
- 新規交換せずに修理は可能?
- 他の部品も一緒に交換した方がいい?
- 浄化槽の故障に火災保険は使える?
ブロワー交換の頻度は?
ブロワーの寿命は、約5〜10年が目安です。
内部部品のダイヤフラムは1年ごとの交換がすすめられています。ただし費用がかかるため、実際には故障したときに交換するケースが多いです。
新規交換せずに修理は可能?
ブロワーは修理もできます。
一般に修理の方が費用を抑えられます。修理と新規交換のどちらが良いかは、管理業者に相談しましょう。
5年以上使用した場合や再故障時は新規交換がおすすめです。最新機種は省エネ性能が高く、長い目で見れば電気代の節約で交換費用を取り戻しやすいです。
他の部品も一緒に交換した方がいい?

他の部品を交換するかどうかは、状態や使用年数で判断します。必要なものだけを交換すれば十分です。
使用に支障のない部品は、そのまま使い続けても問題ありません。
浄化槽の故障に火災保険は使える?
ブロワーや浄化槽は、給排水設備として火災保険の補償対象に含まれることがあります。ただし補償の範囲は、契約プランや保険会社によって違います。
詳しく知りたい方は、以下のサイトが参考になります。
» 浄化槽ブロアの故障を火災保険で直す方法 | 火災保険申請サポート 修復ナビ
まとめ

ブロワーの交換は、浄化槽を正常に動かし続けるために重要な作業です。
交換費用はブロワーの種類や設置条件によって変わるため、事前に見積もりを取りましょう。
自分で交換すればコストは抑えられますが、失敗するリスクもあります。業者に依頼すれば費用は高めになりますが、機種選びや設置の手間がかからず確実に交換できます。
交換のタイミングは、寿命の5〜10年や異音・停止などのサインを目安にしてください。