ダイキMCP型浄化槽のスポンジ担体は経年劣化します。劣化すると水質へ影響が出るため、担体の補充が必要です。
入れ替え前の槽内の様子
清掃前の槽内の様子です。担体の詰まりで水位が上昇しています。泡がマンホールから出たとお客様から連絡があり、ブロワーの電源を切るようお伝えしていたため、この状態になっています。
生物ろ過槽の蓋を開けると、水面に担体が浮いています。劣化してほとんど残っていない状態です。
浄化槽清掃後の槽内
バキュームカーで、全量引き抜き清掃を行いました。
引き抜き後の生物ろ過槽です。ご覧の通り、メッシュ仕様になっています。劣化した担体がメッシュに詰まり、揚水できなくなる問題が発生します。
新品の担体
投入するPP製の担体です。5人槽には2袋を投入します。
生物ろ過槽に担体を半分程度投入します。
生物ろ過槽に投入後はこのような状態です。
担体流動槽に1袋半を投入しました。
水張りして動作確認
水張りを行い、計量装置から排水が確認できました。放流されない場合は、放流エアリフトか生物ろ過槽のメッシュ部分が詰まっています。
清掃と担体入れ替え後の槽内です。詳しく確認したい方は、以下の動画をご覧ください。