【写真付き】ダイキMCH型浄化槽|バルブ開閉トラブル解決&交換方法!

【写真付き】ダイキMCH型浄化槽|バルブ開閉トラブル解決&交換方法!

浄化槽を長期間使用すると、バルブが経年劣化やゴミ、砂の詰まりによって閉まらなくなることがあります。返送や移送の調整に影響し、水質悪化を引き起こします。

この記事では、バルブが閉まらなくなる原因を解説し、写真付きで交換手順をわかりやすく紹介します。

以下の動画もご覧ください。

バルブが閉まらない原因とは?

バルブの状態が「閉」になっているにもかかわらず、汚水が返送されている状態です。バルブが正常に機能しない原因として、以下の3つが挙げられます。

  • 部品の摩耗は経年劣化が主な原因
  • ゴミや砂が内部に詰まる
  • 接続部分の破損やゆるみ

交換に必要な道具を準備する

バルブ交換を始める前に、以下の道具を準備してください。

  • 新しいバルブ
  • HIエルボ
  • パイプカッター(ノコでも可)
  • 接着剤

以上の道具が揃っていれば、作業をスムーズに進められます。

古いバルブを取り外す手順

現状のバルブ状態

古いバルブを取り外すには、以下の手順に従ってください。

  • 既存エルボ下をパイプカッターでカットする
  • 古いバルブを取り外す
バルブを取り外した後の状態

新しいバルブを取り付ける方法

古いバルブ取り外した状態

古いバルブを取り外した後、新しいバルブを取り付けます。

  • 取り外し部分の汚れを拭き取り、面取りをする
  • 新しいバルブを接着剤で取り付ける
  • エルボを取り付け、カットした配管と接続する
新しいバルブに交換した状態

作業時の注意点とトラブル対処法

作業時には以下の点に注意してください。

  • 接着剤の量を調整し、エアー漏れがないようにする
  • バルブの向きが正しいか確認する
  • 交換後、問題が解消されたか確認する

まとめ|バルブ交換でトラブル解消

新しいバルブを取り付けた状態

バルブが閉まらない原因と交換方法を写真付きで解説しました。必要な道具を準備し、手順を守ることで初心者でも交換作業が可能です。

配管トラブルを防ぐためには、定期的な点検とメンテナンスが重要です。問題を早期に発見し、適切に対応することで、浄化槽の安定した運用が保てます。

» 浄化槽の基礎知識