
浄化槽の「心臓部」であるブロワーは、24時間連続で空気を供給しています。
ゴミやホコリが吸い込まれることを防ぐため、ブロワーには「フィルターが搭載」されています。
これは、ゴミやホコリが吸い込まれるのを防ぐためです。
しかし、フィルターは汚れが溜まりやすく、定期的な清掃が必要です。
フィルターが詰まると、ブロワーに過度な負荷がかかり、これが内部の過熱やダイヤフラム、その他の部品の損傷の原因となる可能性が高まります。
さらに、詰まったフィルターはブロワーの風量を低下させ、浄化槽の機能も低下させるリスクがあります。
最悪の場合、配管が詰まり、不快なニオイが発生することも考えられます。
このようなリスクを避けるため、フィルターの定期的なメンテナンスと清掃は必須です。
フィルター清掃方法
フィルターの清掃はとても簡単なので是非参考にして下さい。

まず、上のカバーを外します。

フィルターに汚れが付着していますね。
まずは、フィルターを外すことから始めましょう。

もしフィルターが触れただけで崩れてしまうほどになっていたら、それは新しいものに交換すべき時期がきているという証拠です。
作業を始める前には、必ず電源を切ることを忘れないでください。

手動ブロワーでホコリを飛ばします。

吸引口の清掃には清掃棒を使用します。

大きなごみが吸引口に入ると、配管が詰まることがあります。
ちなみに、吸引口には時々小さなクモなどが挟まっていることがあるので、注意が必要です。

ブラシを使用し本体を清掃します。

カバーも清掃します。


フィルターを元の位置に戻し、カバーを取り付けることで作業は終了します。
上部のカバーには向きがあるため、取り付ける前に正しい向きを確認しましょう。