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【浄化槽ブロワーの音】が気になる方必見!振動音の原因と対処方法解説!

ブロワーの振動音
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ブロワーの異音は一度気になり始めると止まりません。この記事では「ブロワーの異音と原因、対処法」について解説します。記事を読むと、以下の問題が解決できます。

  • ブロワーの振動音の原因
  • 簡単にできる振動音の消し方
  • 振動音を完全に消す解決方法

» ニオイの原因5選

ブロワーの異音を確実に解消する方法

以下の3つの方法は費用がかかりますが、確実に問題を解決できます。

  • 消耗部品を交換する
  • 設置場所を変更する
  • 新しいブロワーへの交換

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お客様

あまり費用がかからない方法はないの?

費用を抑えたい方のために、異音の原因とそれに対する7つの対策方法を紹介します。

異音の原因7選!原因を究明して対策しよう

異音には「カタカタ」「ジリジリ」「ブーブー」「シューシュー」など多くの種類があります。考えられる原因は以下の7点です。

  • コードが本体に当たっている
  • ゴミや枯葉が溜まっている
  • フィルターカバーのパッキンが劣化している
  • 設置場所が悪い
  • ゴム足が劣化している
  • ホースの接続部から空気が漏れている
  • ビルトインチューブが劣化している

コード接触による振動音の原因と対処法

長年の使用により、「電源コードが古くなり、硬化」します。ブロワー本体に触れて異常な音が発生している可能性があります。写真は22年前のブロワーですが現役で活躍しています。

長年の使用により、電源コードが硬化しブロワー本体に触れて異音が発生することがあります。コードの状態をチェックし、テープや結束バンドで固定して揺れを防ぎましょう。

ゴミやホコリがブロワーに与える影響

ブロワーはホコリや落ち葉が溜まりやすい環境に設置されることが多いです。本体や電源コードに触れると異音の原因になります。ブロワー周辺を清掃し、ゴミがないか確認しましょう

フィルターカバーパッキンの役割

ブロワーにはフィルターカバーがあります。

フィルターカバーの裏にはパッキンがあり(一部の機種を除く)、長期使用により劣化すると、本体とフィルターカバーの間に隙間ができて振動や異音の原因になる。

新しいパッキンに交換するか、隙間を結束バンドで固定することで解決できます。

フィルターカバーと本体のネジに緩みがないかも確認しましょう。また、古いブロワーではパッキンの製造が中止されています。異音が気になる場合は、新型のブロワーに取り替えることをおすすめします。

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ブロワーの配置を見直す

ブロワーを設置する際は、水平な台に固定することが重要です。斜めに設置するとゴム足に過剰な負荷がかかり、異音の原因になります。設置場所を調整し、安定した位置に固定しましょう。

ブロワー本体にはゴム製の足が取り付けられています。長期間の使用でゴム足が劣化し、安定性が損なわれます。新しいゴム足を取り付けるか、防振パッドを使用してバランスを保ちましょう。

ゴム足の劣化による振動音

ブロワー本体には自立を支えるために4箇所にゴム製の足が取り付けられています。屋外設置されることが多いため、長期間の雨風や日光でゴム足が劣化し、本体の安定性が損なわれ、水平を保つことが難しくなります。

防振パットを敷いたり、新しいゴム足を取り付けることで、本体のバランスを再調整できます。

防振パットは必要に応じてサイズをカットし、調整して使用しましょう。

簡単にできるゴム足の取り付け方法

ブロワー本体に接着剤を用いてゴム足を固定することで、振動音を軽減できます。

交換時にはブロワー本体のサイズを測定し、適切なサイズのゴム足を選びましょう。

吐出口ホースが引き起こすトラブル

ブロワーの吹き出し口にはL字型のゴムホースが取り付けられています。長期間使用すると、ホースにひび割れや破れが生じ、エア漏れが発生します。

エアー漏れを解決するためには新しいL字型のゴムホースに交換しましょう。

ビルトインチューブの劣化と交換手順

多くのブロワーの吐出口に使用される内部部品がビルトインチューブです。長期間の使用で劣化し、空気漏れが発生します。

この場合、ブロワー内部から「シューシュー」という音が聞こえます。

以下の動画でも詳しく解説しています。

ビルトインチューブは以下のページで購入可能です。

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異音問題を総まとめ!チェックポイントと対策

結論チェックポイントは以下のとおりです。

  • 電源コードが機器本体に触れていないことを確認する
  • 機器内部にホコリや落ち葉が溜まっていないか確認する
  • カバーとパッキンのネジの緩みやパッキンの劣化をチェックする
  • ブロワー本体の位置が適切か確認し、不適切なら調整する
  • ゴム足が劣化していたら交換する
  • 吹き出し口のホースが劣化していたら交換する
  • 異常音があれば修理や交換を検討する

ブロワーは経年劣化や使用で異音が生じる消耗品です。部品交換やメンテナンスを怠ると、異音だけでなく故障や劣化が進行します

新しいブロワーへの交換が最も安全で確実です。最新モデルは省エネで、旧型に比べて電力消費を大幅に削減できます。長期的には、新しいブロワーへの投資が経済的にもメリットがあります。8年以上使用したブロワーが故障した場合は、新品への交換をおすすめします

» おすすめのブロワー解説

ABOUT ME
いなジョー
いなジョー
わたしは浄化槽業10年以上。現在は浄化槽管理士として活動しています。 浄化槽管理が好きになるをコンセプトに情報発信中。SNSを通じて浄化槽の知識や情報を共有しています。浄化槽は下水道が整備されていない地域の汚水処理施設で、微生物の働きによって汚水を浄化し河川に放流するシステムです。適切な維持管理が必要で、浄化槽管理士や清掃員、検査員、そして浄化槽を所有する管理者が協力して行います。浄化槽の正しい管理方法と重要性を広く伝えます。
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