【安永ブロワー】故障原因と修理法|ダイヤフラム交換で浄化槽の悪臭を解消!
「浄化槽から嫌なニオイがする」と悩む方は多いです。原因の多くは、ブロワーの故障にあります。
ブロワーが正常に動かないと水質が悪化し、悪臭が発生します。放置すると生活環境や近隣にも影響が広がるため、早めの対応が欠かせません。
この記事では、ブロワーの故障原因や必要な道具、修理の手順を解説します。記事を読めば、早期に問題を解決し、快適な生活を維持できます。
以下の動画でもブロワー修理を解説しています。
AP型の修理法は、以下の動画で解説しています。
ブロワー修理に必要な道具

ブロワー修理に必要な道具は、以下の3点です。
- ダイヤフラム(チャンバーブロック)
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- ナットドライバー

あると便利な道具は、以下の3点です。
- ペンチ
- アンギラス
- 清掃ブラシ

ブロワー故障の主因はダイヤフラムの劣化
ブロワーの故障で最も多いのは、ダイヤフラムの劣化です。ブロワー修理可能なものと不可能なものは、以下のとおりです。
| 故障の原因 | 詳細 |
| ダイヤフラムの劣化 | 修理可能 |
| ロッド(磁石)割れ | 修理可能 |
| 基板の故障 | 修理不可 |
| コイル(電線)の断線 | 修理不可 |
ダイヤフラム劣化の原因と対策
ダイヤフラム(ゴム弁)は、使用とともに経年劣化します。劣化したら交換が必要です。
ブロワーの故障原因には、断線やフィルター詰まり、配管の不具合、水没などがあります。
部品の損傷を防ぐには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
新品と劣化品の比較写真

上の写真が新品のダイヤフラム、下が破損したものです。

破損したダイヤフラムには汚れや破れが見られます。ダイヤフラムを交換する際は、必ず上下セットで交換してください。
修理後に再び故障した場合は、寿命と判断して新品に交換してください。最新モデルは省エネ性能が高く、コスト面でも優れています。
ブロワー修理の5ステップ
ブロワーの修理手順は、以下のとおりです。
- 本体のカバーを外す
- 防音フィルターを清掃する
- ダイヤフラムを外す
- ナットドライバーを使用する
- ロッド(磁石)を確認し、必要なら交換する
- 新しいダイヤフラムを取り付ける
- 保護スイッチを正確に調整する
手順1:本体カバーを外す

修理を始める前に、電源を切りアース線を外します。次にブロワーを逆さまにし、プラスドライバーで4本のネジを外してください。

カバーが外しにくい場合は、吹き出し口にマイナスドライバーを当て、てこの原理で外してください。
手順2:防音フィルターを清掃する

カバーを外すと防音フィルターが確認できます。フィルターはホコリを吸着するため、定期的な清掃が必要です。
ブラシで、ホコリを優しく取り除いてください。詳しくは以下の動画をご覧ください。
手順3:ダイヤフラムを外す

プラスドライバーで4本のナットを外します。交換が必要なのはゴム管以外の全ての部品です。左側にあるゴム管の固定具も同時に取り外します。
ゴム管が外れにくい場合は、ペンチやプライヤーで優しく回しながら取り外してください。
手順4:ナットドライバーで分解する

写真の矢印部分には、ナットが取り付けられています。ナットドライバーを使って取り外してください。
手順5:ロッド(磁石)を点検・交換する


上の写真では、ヒビや欠けのあるロッドが確認できます。ロッドは、空気を送り出すために左右に動く部品です。
ヒビや欠け、摩耗が見られたらロッドを交換してください。
手順6:新しいダイヤフラムを取り付ける


取り付け後のダイヤフラムです。

写真は反対側のダイヤフラムですが、交換手順は同じです。作業の際は、止め具を正しい位置に確実に取り付けてください。
手順7:保護スイッチを調整する

フィルターを取り付けたら、保護スイッチの矢印が正しい位置にあるか確認してください。次にコンセントへ接続し、ブロワーが正常に動作するか確認します。

保護スイッチは、ダイヤフラムが損傷した際に電気を遮断し、過熱を防ぎます。ブロワーを作動させるには、保護スイッチの矢印を正確な位置に合わせる必要があります。
ブロワーが動作しない場合は、保護スイッチがオフになっている可能性が高いです。
ブロワーの振動音を抑える対策
ブロワーの異音に悩む方は多いです。新品を購入する前に、以下の方法を試してみましょう。
本体とカバーへのコーキング塗布

写真を参考に、ブロワー本体の周囲にコーキングを施すと異音が改善されます。ブロワーの音が気になる場合は、コーキングの塗布を試してみてください。
塗り方は雑でも問題ありません。
コーキングの塗布方法は、以下の動画で解説しています。
コーキングは、他の機種にも応用できます。
まとめ

ブロワーは消耗品のため長期間使用すると故障します。主な原因はダイヤフラムの劣化です。
簡単な修理で直る場合もあるため、まずは状態を確認しましょう。修理が難しい場合や手間を避けたいときは、新品への交換が適しています。
コストや性能を踏まえた「ブロワーランキング」は、以下で紹介します。

