放流ポンプが故障すると新規交換が必要になります。本記事では放流ポンプのサブユニットの修理方法をスムーズかつ効率的に解決するため詳しく解説します。
放流ポンプの交換でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。作業手順は、写真付きで順を追って説明しています。
- 作業前の状態
- ポンプを引き上げる作業
- パイプを流用して新しいポンプに取り付ける作業
- 古い電線に新しい線を接続し、引き抜く作業
- アース線を接続する作業
- アース線をテープで巻く作業
- 水を張って動作確認を行い、作業完了
原因は漏電!放流ポンプのトラブル
配線の劣化や不完全な接続は線間ショートや漏電のリスクを高めます。また、ポンプの寿命が近づくと、長期使用による微細な隙間から水が侵入し、漏電の原因となることがあります。
今回紹介する写真のケースでは、右側の放流ポンプを動かすと家のブレーカーがトリップする現象が見られ、漏電が原因であることが特定できました。
パイプは再利用が可能で、チャッキ弁についても問題は見られませんでした。チャッキ弁とは、水の逆流を防ぐ目的で使用される弁のことです。
パイプを新規のポンプに取り付けます。
電線ワイヤーを使い配線を引き抜きます。
アース線を繋ぎます。
アース線をテープで固定した後、ポンプを元の位置に戻し水を注入して動作を確認しました。作業には約1時間程度。
関連の動画では、ポンプの交換方法を視覚的にわかりやすく解説していますので、ぜひご参照ください。
ポンプの動作確認方法!
ポンプの動作確認方法については、以下の動画で解説しています。
まとめ
ポンプは防水設計されていますが、長年の使用で微細な隙間が発生し、水の侵入によるショートや漏電のリスクが生じることがあります。
故障したポンプが無駄に稼働し続けると、電気代が大幅に増加します。
もし最近の電気代が通常より高いと感じる場合は、ポンプの故障が原因である可能性を考慮してみましょう。