マンホールナットのゴミ・サビ取り手順|タップダイスとグリスで作業時間を短縮!
浄化槽の点検でマンホールを毎日開けていると、サビついたナットに手こずる場面が出てきます。
固くなったナットは作業の手を止めてしまい、余計な時間と手間がかかるのが困りものです。
この記事では浄化槽管理士歴10年以上の私が、タップダイスを使ったマンホールナットの清掃方法を解説します。
ネジ山のサビや汚れを落とせばナットが回しやすくなり、作業時間を短縮できます。
磨く前と磨いたあとのナット|汚れが落ちて回しやすくなる

上の写真が磨く前、下が磨いたあとのナットです。磨いたあとは見た目がはっきりきれいになります。
長い間汚れたまま使っていると、ネジ山が傷んで締まりにくくなります。
潤滑油とワイヤーブラシでナットを磨く手順

使う道具は潤滑油(CRC 5-56)・アンギラス・ワイヤーブラシです。潤滑油やブラシの種類に決まりはありません。
アンギラスを使うのはナットをはさむと磨きやすいからです。これは個人的な好みです。

写真のようにナットを挟み、潤滑油を吹きかけながら溝を磨きます。

磨き終わると写真のようにナットの汚れが落ちます。
タップダイスでネジ山のサビを落とす手順

ダイスをハンドルに固定します。

ダイスの上にあるくぼみにハンドルのネジがはまるように合わせるのがポイントです。

上からマイナスドライバーで締めるとダイスが固定されます。

インパクトドライバーや手回しの工具でダイスにネジを通すと、ネジ溝の汚れも落とせます。写真のように汚れがきれいに落ちました。
ネジの溝にはサビや砂がたまりやすいので、ときどき掃除しておくと作業がスムーズです。

汚れたナットをウエスで拭き取ると……

ネジの溝までしっかり清掃でき、見た目もきれいになりました。これでナットの清掃は完了です。慣れれば5分ほどで終わります。
マンホール側のネジ溝を清掃する手順

溝に潤滑油を吹きかけます。

使う道具はタップとインパクトドライバーに取り付けるドリルチャックです。

潤滑油を吹きかけながらタップを回すと、スムーズに進みます。勢いよく回すとタップが折れることがあるので、ゆっくり回してください。

仕上げにグリスを塗ってサビと固着を防ぐ
グリスをネジやマンホールの溝に塗っておくとすべりがよくなり、サビも防げます。
このグリスはルーツブロワーやロータリーブロワーの整備にも使えるので便利です。車に積んでおくとネジの固まりを防いだり、作業時間を短くしたりできます。


これで作業は終了です。
まとめ|時間があるときにナットと溝を清掃しよう

すべての現場で毎回マンホールやネジ溝を掃除するのはむずかしいでしょう。
時間に余裕があるときやナットの締まりが悪いと感じたときに掃除しましょう。ネジや溝が傷みにくくなり、長く使えます。
するするとネジが通り、気持ちがいいですよ~







